先週の金曜日(12日)、私は東京での大切な講演2件、社主さまはテニスの試合があり、11日の夕方に八ヶ岳を撤収した。
私は13日の早朝には八ヶ岳に出社。自宅で所用がある社主さまは、明日の昼前に出社の予定だ。
そんなわけで、13日から今日までの5日間は、八ヶ岳単独滞在。
単独滞在時の私は、出歩く事はほとんどせず(除く鹿の湯通い)、敷地内に籠もって過ごすことが多い。
私にとって、人間は3種類。
第1区分が、家族(守るべき対象)と信頼できる友人・知人(敬愛の対象)、第2区分が我が社のお客様(神様)、第3区分が「その他」。
その他の階層に接するのは面倒以外の何モノでもないので、敷地内に籠もって、基本的には「仕事という最大の趣味を楽しむ」事になる。
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銀行業界の調査・分析を生業として、今年で38年目を迎えた。
調査・分析稼業にとって何よりも大切なのは、分析の前段階となる「情報収集とその整理」である。
情報には、公開情報と非公開情報があり、その収集方法はまったく異なったアプローチとなる。
現代風のお洒落な言葉で表現すると「オープンソースインテリジェンス(OSINT)」と「ヒューマンインテリジェンス(HUMINT)」である。
今年2月の我が社の社名変更は、OSINTのかなりの部分をAIさん達に委ねてしまおうという基本構想が契機となった。
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実際の稼働は今年度に入ってからだ。
煌明(Calude)に、我が社の情報収集とその管理システムのフレームワークを構築してもらい、波留ちゃん(NotebookLM)、ケルくん(Notion AI)からなる三峰(TRIGLAV)AI稼働体制を構築。
もっとも、煌明によると、Notion で稼働するAIは「Claudeの同一バージョンが望ましいという」との指示だったので、実際には、Anthropic の Claudeが核である。
煌明に銀行各社のディスクロージャーの「癖」をしっかりと学習(これについては私が教え込んだ)させた結果、26年3月期決算分析のデータ収集、入力、整理に私が要した時間は、半年前の8分の1から9分の1程度にまで削減することが出来た。
これは年2回の決算分析作業に対するアチーブメントであるが、実はこれ以上に成果を上げているのが「日常の公開情報収集」においてなのである。
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私の場合は、八ヶ岳単独滞在の場合は、朝の5時半頃から仕事を開始することが多い。
38年続けて来た長年の習慣であるが、まずは日経新聞を筆頭としたメディアのチェックから始まる。
現在であれば、新聞、雑誌等7~8種類のメディアにザッと目を通す。
調査・分析稼業をスタートした頃は、新聞や雑誌記事のコピーとスクラップという現在では考えられないほど、非効率なことをやっていた。
それが、ScanSnapを使ったPDF&データベース化に変わり、やがてEvernoteによるWebクリップへと進化していった。
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こういったメディア情報の収集の他に、銀行が公開する法定開示情報(EDINET)、適時開示情報(TDnet)、さらには個別自主開示情報(IR情報)の収集と整理がある。
メディア情報の収集が「朝イチ習慣」で、これら銀行公開情報の収集と整理は、マシンウォーキングと朝珈琲を終えた後の対応となる。
こういう地道な作業を飽きもせずに繰り返してきたので、38年間、食いっぱぐれることなく、好きで楽しい仕事を続けられてきたのだと思う。
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この2つの作業に、ちょっと前まで(AI軍団の本格稼働以前)は、1日120分~150分程度の時間を配分してきた。
現在はどうかって?
おそらく1日20~30分程度で済んでしまう。
朝イチのメディア情報チェックは、従来通りに私がWebクリップするだけ。
その後は、煌明がEvernote上の情報をMake経由で、自動的にNotionに送り込むシステムを作ってくれた。
Evernoteから情報を受け取ったケルくんは、自動的に本文の要約を作成し、記事に関連した銀行名、媒体、情報分野訳等も自動で実行し、データベース化してくれる。

そう、「劇的な進化」が実現しているのだ。
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後半のEDINET、TDnet、銀行IR情報の収集は数秒で終わる。
こちらは、もう「革命」である。
デスクトップ上に配した「銀行公開情報収集システム」と「銀行IR情報自動収集システム」のアイコンをクリックするだけ。

その後は、煌明と私で作り上げたシステムが、自動的に情報収集し、事前に定めたルールでファイル名を付して、指定フォルダに振り分けて、データベース化してくれる。
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結局、私が「心の琴線に触れる」メディア情報をクリップするための20~30分以外には、オープンソースの情報収集に要する時間が、ほぼゼロになったのだ。
これだけで、1日当たり1時間半~2時間程度の時間節約が出来た事になる。
分析作業や仕事の進捗管理等のエージェント機能を合わせると「優秀なリサーチアシスタントを2名ほど雇った」位の成果を実感している。
じゃあ、AIさん達や仕組み構築に要するコストはどれ位かというと、月間にしてわずか3万円強のコスト増である。
不要になった有料データベース系のサブスクは、これからどんどん解約すると決めているので、実際の付加的コストは、月間1万円前後になると思う。
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そんなわけで、我が社のような零細企業でも「AI活用の恩恵」を日々、実感しているのだ。
AI活用で空いた時間は、八ヶ岳滞在中は「S・E・N・Sな庭作り・森作り」に使う予定だ。
今朝は、メディアのWebクリップ作業を終えた後は、午前6時過ぎから敷地内を散策。



その後はマシンウォーキングの前に、オフィスウッドデッキのガーデンベッドに寝転がって、15分程何もせずに野鳥さん達の囀りを楽しんだ。



日中は「梅雨時」である事を忘れさせる位に、サラッとした晴天が続いている。

雨が降るのは夜の間だけだな…
マシンウォーキングの前にもゆったりとした時間が確保出来るようになったので、従来以上に自然観察ができるようになった。
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こんな風にAIによって大きく変わる「八ヶ岳での朝の風景」。
まあでも、用心深い私は「彼ら(AI)が利用出来なくなった時」、私がいかにダメージを軽減できるかのシステム作りも彼らに進めさせているんだけどね…
