今日は、珍しく自宅書斎で講演資料作成の1日。
今週、東京での対面講演を終えると、来週はまた八ヶ岳オフィスでオンライン講演のラッシュ状態。
そんなわけで、八ヶ岳オフィスの積雪状態がちょっと気になった。
お昼過ぎにライブカメラの映像をチェック。


オフィス脇の新たに購入した畑&果樹ガーデン予定地もオフィスエントランス周辺も、もう雪はほとんど解けて消えていた。
陽射しは強く、快晴のようだ。
これなら何の問題もなさそうだね!
次のオフィス出社までは、こんな状態が続いて欲しいと願った。
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昨日は、東京での対面講演の予定が、午前と午後に1件ずつ組まれていた。
その合間に、長いお付き合いの経済誌の記者さんと八重洲でランチ。
午前中の講演があった日本橋から、八重洲まで歩いた。
日本橋を渡る際に「麒麟像」の側で立ち止まって、この「聖人不在で荒んだ世に現れる」とも言われる聖獣に問うてみた。

「八ヶ岳の聖人」が君に問う。 「これから地球はどうなってしまうんだろうね?」
その直後に、随分と前の記憶が鮮やかに蘇った。
1990年の年初も、ここに立ち止まって、麒麟像に問うた事があったのだ。
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1989年の大納会の日、当時勤務していた国内大手証券の仕事納めの行事に本社ビルで(珍しく)出席した。

その場で当時の会長より「(経済環境や市場環境の)潮目が変わった」との社内向け訓示があった。
その17年後、日経新聞の私の履歴書で、潮目が変わったではなく、正確には「海の色が変わった」との発言であった事を知った。
まあ、どちらの言葉でも主旨は同じである。
1989年の大納会は、日経平均が38,915円87銭という(当時の)史上最高値で引けた日だ。
日経平均がこのバブル期のピークを更新したのは、2024年2月22日なので、実に34年以上を要する事になる。
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1990年年初は、我が国経済も株式市場も正に、幸せ惚けの「ユーフォリア(euphoria)」状態。
ゆえに、年末訓示の意味が、正直、ピンとこなかった。
当時の私は、我が国銀行業界の調査・分析業務を担当してまだ1年も経っていなかったので、何でも勉強中の時期。

会長の言葉が妙に心に引っ掛かって、年初に出社した際に、日本橋から川面を眺めながら、麒麟像に問うてみたのだ。
「潮の流れが、どう変わるのかな?」
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ああっ、あの時とまったく一緒だね!
思えば、1990年初と2026年初は酷似している。
1990年からの10年程は、銀行の調査を生業とする身にとって「激動の時代」だったので、記録は密に残してあるし、記憶も鮮明なのだ。
米軍が、パナマの独裁者ノリエガ将軍を拘束したのが1990年1月3日。
そして、ベネズエラのマドゥロ大統領拘束が今年の1月3日である(これはおそらく意図的な一致なのだろう)。
さらに、1990年の2月18日には、第39回衆議院議員総選挙(真冬の異例の総選挙)が実施された。
当時の争点は、その前年に導入された「消費税」。
与党自民党の苦戦が予想されたのだが、自民党は275議席という過半数どころか安定多数を大きく上回る議席を獲得しちゃったんだよね!
あの時は「日本人の冷めやすさ&流されやすさ」にビックリしたことを覚えている。
そして、今年2月8日の総選挙の結果は、私が解説するまでもないだろう。
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そう、私にとって、2026年は「1990年のデジャビュ」が、繰り返し蘇る年になりつつある。
現在、私は「食糧危機」と「金融危機」に備えた生き方に着々と移行中。
どうやら、そのペースをさらに早める必要がありそうだ。
大切なのは「地に足の付いた暮らし」「浮利に趨らず」そして「美しく濃く縮む」事だね!
