「隣地は借金してでも買え!」という言葉が、不動産業界ではよく使われる。
私も長男も次男も「金融人の嗜み」として宅地建物取引士資格を有しているので、その背景にある考え方をよくわかっている(と思う)。
私が27年目を迎えた八ヶ岳ライフで実践してきたのが、正にこの考え方で、2000年に300坪(1,000㎡)からスタートし、200坪、100坪と隣地を追加購入。
そして、昨年8月にさらに450坪を追加購入したので、敷地の総面積は1,050坪になった。
レバレッジを掛けたリスクテイクは大嫌いなので、私は、住宅ローンを除いては借金の類は一切しない主義だ。
そのため「借金をしてでも」の部分は実践できていない。
————
「隣地(地続きの土地)」の効用を理解している次男が、430坪の隣地(偶然、長男の土地と同じ面積)を一緒に買ったので、それを合わせると1,480坪。
これで、将来のリスクに備えて、オフグリッド・ライフや自給自足を目指す上での環境整備が、漸く整ったように思う。
まあ目指しても、実現出来るかどうかは別だけどね…
そんなわけで、隣地購入はもう「打ち止め」にすると決めた。

もっとも、隣地のほとんどは財産区林と町道になったので、そもそも対象が無くなったというのが実状なのである。
————
先行した長男の土地の伐採&整地作業が終わったので、次はいよいよ私と次男が新たに買った土地の伐採・整地作業の開始である。
いつものように複数業者さんに見積もり(相見積もり)をお願いした結果が、先週末までに出揃った。
これまたいつものようにだが、最も高い見積もりと低い見積もりの間には2.4倍もの差があった。
業者さんによって得手不得手や他の作業の繁閑といった要因もあるので、見積もりに関しては、出してもらうまで予想がつかない。
実際、今回、最も高い見積もりの業者さんが、以前の伐採作業では最も低い見積もりを出してくれた事がある。
結局、長男の土地の伐採・整地をしてくれた業者さんの見積もりが、一番しっかりしていた上に、工事代金が最も低かったので、昨日、正式に依頼をした。
————
実は、この後にちょっと「憂鬱な作業」が待ち受けているのだ。
それは「伐採する木を最終的に選ぶ」という行為だ。
勿論、見積もりをお願いする段階で、伐採対象となる木は大まかに決めてあるが、実際の作業の段階での変更や調整は可能である。
私は「樹木」が大好きなので、なるべくならば木は伐採したくない。
でも新たに購入した土地の有効活用、周辺地に及ぼす様々な迷惑や倒木等のリスクを考えると、「伐採せざるを得ない木」は少なからずある。


それに今回購入した土地は、私と社主さまが老いた時を想定し、将来的には、機械やロボット(例えば草刈り作業)でも対応出来るような「S・E・N・Sな庭作り」を目指す計画だ。
そうなると伐採対象の木はさらに増えてくる。そう、「憂鬱」が増すのである。
————
明日から本格的に寒くなるというので、改めて伐採対象の木々を確認しながら敷地内を散策した。



う~ん、やっぱり今回は、思い切った大規模伐採に踏み切るしかないな…
伐採した木の代わりに植樹する広葉樹の保護・育成を急がなければならないね!
敷地内に自生する広葉樹を鹿軍団の食害から保護した上で、ある程度の大きさになってから地植えするというのが私のやり方。

既に保護した第1陣に加え、春先には第2陣で20本くらいを保護する必要があるな。
————
そして何より大切なのは「伐採した木の可能な限りの有効活用」である。
広葉樹は薪、針葉樹は焚き火、松ぼっくり他、木の実はリースやスワッグの部材となる。

そして落ち葉は腐葉土作りの宝物になるのである。
八ヶ岳ライフで学んだ事は数多くあるが、最も大切なのは「樹木に対する感謝と畏敬」であるのは間違いない。
