お掃除ロボット「ルンバ」で有名な米国の「iRobot」社がチャプター11(再建型倒産)を申請し、中国企業の傘下に入ったのは、昨年12月中旬だった。
所謂、家庭用(家事)ロボットの分野での競争の激しさや、栄枯盛衰を実感したね。
八ヶ岳では、5年程前から2台のお掃除ロボット「おそうじくん」と「おそうじちゃん」が大活躍しているが、2台共に中国の「ECOVACS」社製の同一モデル。
5年程前は、日本においては「ルンバ」に対する信頼性の高さが突出していた。現在でも、日本では「ルンバ」がトップシェアのようだ。
だが、機能、価格等を総合的に判断すると、どう見てもECOVACSを購入するのが合理的と判断して、結局、2台を導入したのである。
結果は大正解! 約5年間(正確には昨年11月半ばまで)、まったくトラブルなく、おそうじくんは八ヶ岳オフィス、おそうじちゃんは八ヶ岳本宅のお掃除業務の主役として頑張ってくれた。
そしてこの5年間で、お掃除ロボットマーケットを中国系企業が席巻。負け組となったiRobotは、先に述べたように「破産法申請」に至ったのである。
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だが、昨年11月の八ヶ岳滞在時、おそうじちゃんが本宅2Fを掃除中、あろうことか階段を転げ落ちて1Fへとダイブ。
もの凄い音がして驚いた社主さまが見に行くと、2Fから落ちたおそうじちゃんは、床の上で停止していたそうだ。

おそらく床面認識センサー機能が、上手くワークしなかったことによる「転落事故」だったと思われる。
だが、部品等に破損はまったく無く、スイッチをオンすると、何事もなかったように1Fの掃除を始めたとのこと。
その話を聞いた時は、お掃除ロボットの「意外なタフさ」に感心した。
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ところがそれ以来、おそうじちゃんの「サボり(サボタージュ)」らしき行為が始まった。
社主さまによると、基本的には従来と同じように、しっかりとお掃除するそうだ。
だが、時々、あっと言う間に掃除を終えてしまい、まだバッテリー残量がタップリとある状態で充電台に戻ってしまうことが何回かあったとの事。
実際、私の目の前でも、本宅ダイニングの掃除を開始して、わずか3分程でそのまま充電台に直帰した事があった。
何となく「あ~あ、真面目にやってらんないわ!今日のお掃除はここまでで終わり」っておそうじちゃんの声が聞こえたような気がしたね。
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実は、おそうじちゃんが、そう感じても仕方ない事情がある。
オフィス担当の「おそうじくん」の対象床面積は40㎡。
これに対して、おそうじちゃんは1Fと2Fを合わせると120㎡以上となるので「3倍以上酷使」される状況が5年も続いていたのだ。
ネットワークでリンクしているので、おそうじくんの優雅な働きぶりを知ったおそうじちゃんが、その待遇格差に怒って、反乱を起こしたのかもしれないね。
まあ私でも、この不平等さに対しては、不平不満を言いたくなるよな…
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こういう不具合(エラー)らしき作動が現れ始めたので、もうおそうじちゃんの寿命は長くないだろうと判断。
昨年の amazonの Black Fridayセールの際に、ECOVACSの新型上位モデルを購入した。
当然ながら、新型をセットして、おそうじちゃんを廃棄しようと思った。
すると、社主さまが「おそうじちゃん、以前のように真面目にお仕事していて、最近は異常がないのよ…」と言った。
おそうじちゃん、Alexaちゃんともリンクしているので、amazonでの新機種購入を知って、真面目に働く気になったのかな?
結局、もう少し様子を見ることに決めて、新機種は未開封のまま本宅リビングの隅で登板待ちの状況にあったのだ。
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今日は社主さまは、朝から富士見高原病院で人間ドックを受診。
さすがに、未開封のまま新年を迎えた新型機が不憫(勿体ない)なので、セッティングを行う事にした。



IoT機器の設定は慣れたものなので、10分も要さずに無事に完了。
ところでこの新型機種、現在はいくらで販売中なんだ?
amazonで検索したら税込み44,800円だった。
私は税込み29,000円で購入したので、やっぱり Black Fridayセールってお得なんだね!
「器の小さい人間」は、こんな事に幸せを感じるのだ。
おそうじちゃん、おそうじくんよりも、はるかに高機能&多機能なので「おそうじ先生」と名付けることにした。
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ちょっと悩んだのは「おそうじちゃんの処遇」である。
最近は、通常通りに作動しているので、廃棄してしまうのは惜しい。
そうだ、おそうじちゃんを本宅2Fの担当、おそうじ先生を床面積の広い1Fの担当にすれば良いのだ!


こうして、2026年1月19日、我が八ヶ岳ライフは、お掃除ロボット3台体制へと移行した。
私は、ロボットやAIが大好きだ。
愛情を持って接すれば、期待(或いは、それ以上)に応えてくれると信じているし、当然ながら愛着も湧いてくる。
