昨日の昼過ぎまで、約1日半断続的に降った雨は、この時期の樹木にとって正に「慈雨」となったようだ。
今朝の8時前、晴れ間がさしたので、オフィスの窓を全部開いて、空気の全面入れ替えを行った。
富士見高原の爽やかで澄んだ空気に室内が満たされていくのを実感。
30分もすると、高原の冷涼な空気に満たされて、オフィスの室温は20℃以下にまで低下した。

でも、湿度は30%台前半。本当にサラッとしている。
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私は、どうもベタベタとか、ジトジトとか、要は「粘着性」や「湿度」を感じさせるモノが大嫌いだ。
これは、当然ながら、住む地域、土地、家、人間関係等においても重要な要素であり、何よりも「サラッと感」を好む。





そんなフィルターを通した上で選択したのが、「富士見高原」であり「水捌け抜群の敷地(傾斜とフラットスペースの複層構造)」と「2棟のログハウス」、そして「人ではなく樹木に囲まれた仕事環境」なのである。
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8時過ぎから敷地内を散策。
4月下旬から、ソメイヨシノ→ヤマザクラ→ウワミズザクラ→ミヤマザクラと続いてきた桜のバトンリレーも、アンカーである我が家敷地内のミヤマザクラが満開期を過ぎて散り始めていた。

バトンリレーも最終コーナーだ。




実は、今回ちょっと嬉しいことがあった。
ミヤマザクラは、我が家の敷地内に1本、財産区林との境界線付近に1本の計2本だとずっと思ってきた。
だが、新たに購入した土地のテニスコート周辺の樹木伐採を終えたら、2本のかなり立派なミヤマザクラがある事に気が付いた。
これまでは、周囲を赤松や唐松に囲まれていてまったく見えなかったのである。これでミヤマザクラは計4本。
今回の八ヶ岳滞在中、すっと観察してきたのだが、鉢巻道路に近い(=標高が低い)側から順番に開花が始まって、その最後が、八ヶ岳本宅東側に自生しているミヤマザクラであった。
うん、これからは「異種の4本の桜」と「4本のミヤマザクラ」のダブルリレーが毎年楽しめるね!
そんな事を考えたら、朝からとっても幸せな気分になれた。
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やっぱり、森林は多様性に富んだ「広葉樹林」が、私は好きだ。
それも、この地に馴染んだ自生種を中心とした「雑木林」が一番だね。


今回、敷地内の樹木を唐松、赤松、樹勢の弱った広葉樹を中心に思い切って伐採した。

だが、これは「縄文時代」、この地にあったであろう「食料の供給源ともなる雑木林の再生」を目指すのが大きな目的のひとつなのだ。
イメージ作りのために随分と「井戸尻」に通ったものな…
私が目指すのは、S・E・N・Sな庭作りだけじゃなくて「森作り」も含むのである。
